■受験者の方々への最後のメッセージ (2011年1月28日) ・1月29日から,3福祉士国家試験の「精神保健福祉士(専門科目)」が始まります。 ・本日をもって,「2010年度の受験対策および直前対策」は終わります。これまで,本ホームページをご覧いただいたことに感謝します。最後まで諦めず,試験開始までの残された時間を大切にしてください。ただし,試験前日は,研ぎ澄まされた心身を休め,その時に備えることも大切だと思います。 ・恵まれた環境にない福祉の道に,志をもって歩まれ,歩もうとされている方に,心から敬意を表します。その志に,少しでも力添えができればという思いが,このホームページを始めるきっかけになり,まもなく5年目を迎えようとしています ・受験に際しては,仕事と家庭の狭間で困難が生じたり,孤独であったり,さまざまなご苦労があったのではないかと推察します。振り返ると,反省することや悔いることばかりだと思いますが,逃げ出さずに,がんばった今の自分に,『よくやった』と言ってください。福祉に携わり,携わろうとされている方には,謙虚さと抑制だけではなく,自分を認めることが大切であることをお伝えしたいと思っていました。 ・皆さんとは,一方通行で,お目にかかることはありませんでしたが,いつもあなた方の息遣いを感じていました。共に戦う気持ちと気迫が伝わるように,と思いながら進めてきました。求められていることに少しでも応えたいとの思いが,後ろ向きになる自分の背中を押してくれたように思います。受験や現場のワーカーの方への支援は,自分自身で決めたことですが,続けていくことに,いつも迷い,行き詰まり,立ち止まっては,また少し続けてみようと思い直すことの繰り返しです。 ・あなたを待っている人がいることを忘れないでください。あなたには,助けを求める弱々しい声が聞きとれる感性とそれに対処する力,そして困難に立ち向かっていく勇気があることを信じてください。映画「奇跡の人」の原題は「The Miracle Worker」(1962年)です。「奇跡の人」とは,三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーではなく,「奇跡を起こしたワーカー」であるサリバン女史でした。 ・いつの日か,あなたは自分のしていることの意味を見失いそうになり,孤独で,泣きたいほど心が虚しくなるときがあると思います。そのとき,あなたを理解し,認め,信頼し,見守っている人が必ずいる,ということを思い出してください。ときに,それが目の前にいる自分が支援していた人だと確信することがあります。支援していた人に支援されていた自分に気づいたとき,自分の志したことの意味が新たなものになるように思います。 ・受験勉強が終わっても,また,このホームページを見に来てください。 ・自分を見失わずに,堂々と闘ってきてください。ご健闘をお祈りします。 (筆者) ■受験者の方々へのメッセージ (2011年1月1日) ○体調を整える ○リラックスする ○持てる力を信じる ○最後まであきらめない ・マハトマ・ガンジー(1869-1948)の言葉に,「Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. 」というのがあり,一般に「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。」と訳されている。十分に理解できているかどうかは自信はないが,先人の言葉によって,自分の思い違いや考えの至らなさを思い知らされることは少なくない。 ■受験者の方々へのメッセージ (2010年12月12日) ○「とにかく合格する」という強い決意がなければ成就しない ○自分に言い訳をしたときが,戦いに負けたときである ○合格しなければ「専門職」としての活動が始まらない ・これまでの模擬問題の知識だけでも,そこそこ戦えると思っているが,総まとめとして,12月12日から「直前対策」を始める(昨年は12月14日から開始)。試験直前の1か月間の過ごし方が大切である。「直前対策」では,やまだ塾が重要と思う情報を可能な限り提供するので,活用していただきたい。これまでやれなかったことや過ぎたことを悔やむ暇があったら,残された時間を大切にして,最大限の努力を払うべきである。自分なりの理想や志をもってこの道を選び,やり始めたのは自分で,やり遂げるのも自分である。自分の道は自分で拓く。「とにかく合格する」という強い気持ちを切らさず,全力で駆け抜けてほしい。皆さんと同様,福祉の仕事に夢を描く者として,協力を惜しまない。 |
番号 | 項 目 | 介護 福祉士 |
社会 福祉士 |
精神保健福祉士 | 掲載日 | ||||||||||||||||
1 |
■『倫理綱領・行動規範を暗記すること』は,『自らの専門性に誇りを持つこと』である。また,倫理綱領・行動規範に従うということは,『自らの専門性に忠実であること』である。 →倫理綱領および行動規範は頻出である。暗記することによって,事例問題への対策,不確実な知識への補完にもなるが,中途半端な記憶ではまったく役立たない。 |
2010年 12/12 |
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(1)社団法人日本介護福祉士会倫理綱領 | ◎ | - | - | ||||||||||||||||||
(2)社団法人日本社会福祉士会 @倫理綱領 |
- | ◎ | - | ||||||||||||||||||
A行動規範 | - | ◎ | - | ||||||||||||||||||
(3)社団法人日本精神保健福祉士協会倫理綱領 | - | - | ◎ | ||||||||||||||||||
2 |
■次回国家試験での最新版となる「2009年版 厚生労働白書(〜暮らしと社会の安定に向けた自立支援〜)」(2009年8月発行)を読みこなすことによって,大きな自信を得る。 →ジャンクな参考書ばかり見ていても,不安が増すばかりである。落ち着いて,読み込んでほしい。気休めのためにコピーを取るのは無駄である。集中して,画面上で理解し,記憶する訓練をした方がいい。集中力のない者は,何をやっても中途半端に終わる。 |
12/15 | |||||||||||||||||||
◎「2009年版 厚生労働白書」 (概要版) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
3 |
■全体像を理解して,自信を持つ。 →2009年9月の民主党への政権交代以降,2010年9月末まで,「社会保障や税制に関する中長期ビジョン策定」のための本格的な議論・検討はされていなかったので,政権交代前の自・公政権が取り組んだ「社会保障国民会議最終報告」(2008年11月4日)と「安心社会実現会議報告」(2009年6月15日)での報告・取りまとめが最後のものであったが,当時の野党であった民主党は一顧だにしなかったという経緯を持つ。 →菅首相が,2010年10月1日の第176回臨時国会の所信表明演説において,社会保障制度と税制の改革に関連して,「必要な財源をどう確保するか,消費税を含め,税制全体の議論を進めたい。政府・与党で改革の全体像を検討する場を設け,野党とも意見交換したい」と述べたことを受け,10月28日に,「政府・与党社会保障改革検討本部」が設置され,11月9日に,「社会保障改革に関する有識者検討会」が開催された。2010年12月10日に,「社会保障改革に関する有識者検討会報告書」(まとめ) が「政府・与党社会保障改革検討本部」に提出され,12月14日に,「社会保障改革の推進について」を閣議決定した。今後,野党に協議を呼び掛けると見られている。 |
12/18 | |||||||||||||||||||
1)社会保障制度の歴史と現状を把握する @「国際的にみた日本の社会保障の特徴」 A「戦後の社会保障制度の変遷」 B「近年の社会保障制度改革の経緯」 C「2009年度以降の社会保障制度改革の工程表」 D「社会保障の最近の動向」・・・まとめ E「社会保障の現状と課題」・・・まとめ |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
2)将来に向けて,「参加型社会保障(ポジティブ・ウェルフェア)」を理解する(「2010年版 厚生労働白書」より) @社会保障の役割の再定義 A誰もが安心して暮らせる社会保障制度の実現 Bナショナルミニマムの構築 |
△ | ○ | ○ | ||||||||||||||||||
3)社会保障の給付と負担を理解する @「社会保障の給付と負担の現状と国際比較」 A社会保障給付費の規模 B2007年度社会保障給付費の(概要 / 詳細) C社会保障給付費の推移 |
○ (高齢者 ・ 介護関連 は◎) |
◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
4)社会保障制度の内容を概観する @社会保険制度の特色 A医療保険制度(2010年4月現在) / 医療費(〜2007年度) B年金保険制度(2010年4月現在) C介護保険制度・・・詳細および高齢者施策は,別途掲載の予定 D労働保険制度(労働者災害補償保険制度(2010年4月現在) / 雇用保険制度(2010年4月現在)) E生活保護制度(2010年4月現在) F少子化対策(2010年4月現在) G障害者福祉施策(身体障害者 / 知的障害者・児 / 精神障害者 / 発達障害者)・・・いずれも2010年4月現在 |
○ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
4 |
■お手軽ではないが,着実にやりこなせば「介護保険制度」が手の内にいる。 |
12/21 12/22 12/23 |
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@高齢者保健福祉政策の流れ /
2005年介護保険制度改革の基本的な視点と主な内容 A2008年の介護保険法・老人福祉法改正の概要 / 介護保険制度の実施状況 B要介護度別認定者数の推移 / 高齢者人口と要介護認定率,サービス受給者数の推移 / 介護費用・保険料の動向 / 今後の介護保険を取り巻く状況 / 2025年の介護費用 C2007年の高齢者の健康に関する意識調査 / 夜間対応型訪問介護 / 小規模多機能型居宅介護の概要 D在宅医療(終末期ケアを含む)の連携 / 訪問看護の利用人数と自宅死亡の割合 / 多機能サービスを提供する地域の拠点整備例(1) E多機能サービスを提供する地域の拠点整備例(2) / 高齢者向けの住宅と施設のストックの現状 / 介護保険施設等の概要 / 介護保険施設等の主な基準等 / 特別養護老人ホームの入所申込者の状況 F-1介護拠点等の緊急整備 / 高齢者の居住の場 / 各国の介護施設・ケア付き高齢者住宅の状況 / 改正高齢者居住安定確保法 F-2訪問看護の現状等 G療養病床の再編成 H医療療養病床・介護保険施設 I介護保険によるリハビリテーション J2009年度介護報酬改定における主な医療・介護の連携に関する改定内容 / 大腿骨頸部骨折・脳卒中に係る医療機関等の連携の評価 K急性期病院における退院後の介護サービス等を見越した取り組みの評価 / 「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」概要 L認知症サポーター100万人キャラバンの実施状況 / 地域支援事業の内容,介護予防事業導入の経緯 / 主治医意見書に記載された要介護状態の原因と考えられる疾患 M介護予防事業 N介護予防事業のスキーム O地域包括支援センター / 介護保険事業(支援)計画 / 介護保険制度の仕組み / 高齢者の保険料(第1号保険料) / 利用者負担 P区分支給限度基準額 / 介護職員の推移と見通し / 介護の担い手と介護職員の見通し / 介護従事者の処遇改善 / 介護人材確保における問題点及び対策等 / 2009年度介護報酬改定 / 介護職員処遇改善交付金 / 介護職員の処遇改善 / 「介護サービス情報の公表」制度の趣旨・目的 / 介護保険における福祉用具のサービス / 介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方 |
◎ | ◎ | △ | ||||||||||||||||||
5 |
■お手軽ではないが,着実にやりこなせば「専門科目の合格ライン」に近づく。 →(1)報告書について ◎目を通しておかなければならない報告書類である。2004年9月策定の「精神保健医療福祉の改革ビジョン」の後期5か年(2009年9月以降)の重点施策群の策定に向けて,2008年11月に「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会(中間まとめ)」が報告され,2009年9月に「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会報告書(〜精神保健医療福祉の更なる改革に向けて〜)」が報告された。
→(2)個別テーマについて ◎あせらずに,着実にこなしていってもらいたい。頭に叩き込めば「専門科目の合格ライン」に届くはずである。 |
12/21 12/22 12/23 |
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(1)報告書 @「今後の精神保健医療福祉施策について(社会保障審議会障害者部会精神障害分会報告書)」(2002年12月) A「精神保健福祉の改革に向けた今後の対策の方向」(2003年5月) ・「心の健康問題の正しい理解のための普及啓発検討会報告書」(2004年3月) ・「精神障害者の地域生活支援の在り方に関する検討会最終まとめ」(2004年8月) ・「精神病床等に関する検討会最終まとめ」(2004年8月) B「精神保健医療福祉の改革ビジョン」(2004年9月) C「今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」(2004年10月) ・「自殺未遂者・自殺者親族等のケアに関する検討会報告書」(2008年3月) ・「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト報告書」(2008年7月) ・「発達障害者支援の推進に係る検討会報告書」(2008年8月) D「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会(中間まとめ)」(2008年11月) E「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会報告書」(2009年9月) ・「職場におけるメンタルヘルス対策検討会報告書」(2010年9月7日) |
- | ○ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)個別テーマ 1.精神保健医療福祉の改革の経緯 2.精神保健医療福祉の現状 3.精神障害者に対する支援の現状 4.精神障害者の地域生活支援体制の充実のための施策 5.精神保健医療体系の現状 6.諸外国の精神保健医療福祉の動向 7.精神保健医療福祉の現状と評価 8.地域生活への移行・地域生活の支援 9.精神科救急・精神保健指定医 10.相談支援 11.就労支援 / 社会適応訓練事業 12.精神保健指定医の確保 13.相談体制における行政機関の役割 14.精神科救急医療 15.ケアマネジメント・ACT 16.危機介入 17.訪問看護 18.早期支援 19.普及啓発 20.身体合併症への対応・総合病院精神科のあり方 21.-1認知症 21.-2認知症患者の医療・介護の連携とその課題 22.精神科デイ・ケア等 23.気分障害 24.依存症 25.児童・思春期の精神医療 26.-1地域医療体制のあり方・入院医療体制のあり方 26.-2地域精神保健医療体制 28.精神保健福祉法に関する課題等 29.精神医療の質の向上 |
△ or ○ |
◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
6 |
■現状の最新版となる「2010年 厚生労働白書(〜厚生労働省改革元年〜)」(2010年8月発行)から,現在,厚生行政の向かっている方向性を理解する。 →2009年9月の政権交代以降の民主党政権における各施策について,「2010年版 厚生労働白書」を基に,最新情報を理解しておく。上記『3「社会保障」を自分のものにする 2)将来に向けて,「参加型社会保障(ポジティブ・ウェルフェア)」を理解する』を合わせると,現政権の進もうとする厚生労働の方向が理解できる。 |
12/24 12/25 12/26 12/27 |
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(1)少子化対策 <参考> 2009年度における主な施策の動向 |
△ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)高齢社会対策 <参考> 2009年度における主な施策の動向 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(3)障害者施策 <参考> @2009年からの障害者制度改革 / 障害者施策の経緯 A「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」(2010年6月29日閣議決定) |
○ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(4)医療関連施策 <参考> 医薬品・医療機器・食品等 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(5)雇用関連施策 | △ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
7 |
■「援助関係の基本」を確認し,完全に記憶する →あいまいな記憶では役立たない。 |
12/28 12/29 12/30 12/31 |
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(1)「バイステックの7原則」 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)「介護技術の基礎知識」 | ◎ | ◎ | △ | ||||||||||||||||||
■「ケアマネジメントの基本」を確認する →十分に読み込むと事例問題等でも役立つ知識である。 |
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(1)高齢者 |
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@施設ケアのあり方(2004年) A「介護保険制度におけるケアマネジメントの重要な知識」 |
◎ | ◎ | △ | ||||||||||||||||||
◎ | ◎ | ○or◎ | |||||||||||||||||||
(2)障害者 | |||||||||||||||||||||
@障害者ケアマネジメント プログラム・スタンダード(2008年) A障害者ケアガイドライン(2002年) |
△ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
△ | ◎ | ◎ | |||||||||||||||||||
(3)精神障害者 | |||||||||||||||||||||
@ケアマネジメントガイドブック(@/A/B/C/D/E)(2005年) AACT-J スタンダーズ3版(2008年) |
△ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
- | ◎ | ◎ | |||||||||||||||||||
■「社会福祉・精神保健福祉援助技術」をテストする →この段階で,各資格において,75%以上の正解がなければ,今程度の努力の延長線上では合格は難しいと思わなければならない。(筆者は,経験的に本援助技術の知識を,合格の指標になると考えている) →1月4日に,出題方法と出題順を変えたので,注意されたい。 |
2011年 1/1 1/4 |
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(1)社会福祉援助技術 | |||||||||||||||||||||
@主に,介護福祉士用の問題(140問) / 解答・解説 A主に,社会福祉士用の問題(280問) / 解答・解説 |
◎ | ◎ | ○or◎ | ||||||||||||||||||
○or◎ | ◎ | ○or◎ | |||||||||||||||||||
(2)精神保健福祉援助技術 | |||||||||||||||||||||
◎精神保健福祉援助技術の問題(330問) / 解答・解説 | ○ | ○ | ◎ | ||||||||||||||||||
8 |
■3福祉士の国家試験受験者が,自らの目指す資格の法律を通読したことがないのでは話にならない |
2011年 1/5 |
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(1)社会福祉士・介護福祉士 | |||||||||||||||||||||
@2007年の「改正社会福祉士及び介護福祉士法」 A現行の「社会福祉士法及び介護福祉士法」 |
◎ | ◎ | △ | ||||||||||||||||||
(2)精神保健福祉士 | |||||||||||||||||||||
@2009年の通常国会で廃案となった「精神保健福祉士法の改正法案」 A2010年3月の「精神保健福祉士養成課程における教育内容等の見直し」 B現行の「精神保健福祉士法」 |
- | △ | ◎ | ||||||||||||||||||
9 |
■「日本の社会福祉の年表」を確認する |
1/6 1/7 |
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◎「日本の社会福祉の年表」 |
○ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
■「イギリス,アメリカ,スウェーデン,フランス,ドイツの社会福祉の基本知識」を確認し,テストする |
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@「わが国の社会福祉施策と英国とのかかわり」(2003年) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
A各国の社会福祉の変遷に関する問題(92問) / 解答 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
■「イギリス,アメリカ,スウェーデン,フランス,ドイツの社会福祉の現状」を参考に見ておく →余裕があれば,見ておいてほしい資料なので,参考として掲載する。ただし,2009年までの記事であることに留意されたい。 →現在,欧米各国やオーストラリアでは,移民対策が政権運営における大きな問題となっている。 |
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(1)イギリス(@ / A) 2010年5月6日に,総選挙が行われ,ブラウン首相が率いるイギリス労働党が敗北し,第2党になった。2010年5月11日には,過半数は取れなかったものの,最大多数となった保守党(キャメロン党首)は,第3党の自由民主党(クレッグ党首)と連立を組み,キャメロン新政権が誕生した。保守党と自由民主党は,財政赤字の削減を柱とした,社会保障,地方分権,国際関係,選挙制度改革など31の連立政策協定が締結され,合意内容に基づいて,施策が展開されている。 (2)アメリカ(@ / A) 2009年1月20日,アメリカ合衆国大統領就任式における宣誓をもって,民主党のオバマは第44代大統領に正式に就任し,オバマ政権が誕生した。オバマ大統領は,医療保険制度改革を国内の最重要政策とし,人口の15%にあたる約4,700万人の無保険者が,2019年には約5,400万人になることから,国民皆保険制度の導入を図るための医療保険改革法案を,2010年3月23日に成立させた。米政府は,今後の法案修正を経て10年間で約85兆円を投じることになる。 (3)スウェーデン 2010年9月19日に,総選挙(比例代表制)が行われ,ラインフェルト首相が率いる中道右派4党連合が勝利した。なお,戦後の福祉国家作りを主導した社会民主労働党は,中道左派3党で連合を組み,2006年以来の政権奪還を目指したが,敗北した。2期目を迎えたラインフェルト政権は,「高福祉高負担」の北欧モデルを維持しながら,減税や規制緩和で競争主義の導入をすすめる方針とされている。 (4)フランス 2007年5月16日の大統領選挙以来,フランス第五共和政第6代大統領として,サルコジ大統領が政権を維持している。 (5)ドイツ 2009年9月27日の連邦議会議員総選挙の結果を受け,キリスト教民主同盟(CDU),キリスト教社会同盟(CSU)および自由民主党(FDP)の3党は,10月26日,連立協定に調印した。これを受け,10月28日,CDU のメルケル党首が連邦議会で連邦首相に選出され,3党の連立政権が発足した。連立協定に沿って政策目標が示され,政策実現の第一弾として,大幅な国民負担の軽減による「成長加速法」が12月18日に成立した。 |
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10 |
■「各種白書」を利用し,「分かったつもり」を確実なものにする |
1/8 1/9 |
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(1)少子化対策 (「2010年版 子ども・子育て白書」) | |||||||||||||||||||||
@少子化対策のこれまでの取組み A支援が必要な子どもへの対応 |
○ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)青少年施策 (2010年版 子ども・若者白書」) | |||||||||||||||||||||
@子ども・若者に関する国の施策 A子どもの貧困 B犯罪や虐待による被害 |
△ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(3)高齢社会対策 (「2010年版 高齢社会白書」) | |||||||||||||||||||||
@高齢社会対策の実施の状況 A高齢者の安全・安心 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(4)障害者施策 (「2010年版 障害者白書」) | |||||||||||||||||||||
◎障害者施策の概況(@ / A) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(5)自殺対策 (「2010年版 自殺対策白書」) | |||||||||||||||||||||
◎自殺対策の基本的な枠組みと動向 | ○or◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(6)地方財政 (「2010年版 地方財政白書」) | |||||||||||||||||||||
◎2008年度決算における地方財政の状況 | △ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
11 |
■社会福祉士・精神保健福祉士共通新科目および社会福祉士専門新科目のうち,「(1)権利擁護と成年後見制度(7問)」,「(2)保健医療サービス(7問)」,「(3)更正保護制度(4問)」,「(4)就労支援サービス(4問)」に自信を持って臨む →「取りこぼし」をしないことが大切である。 |
1/10 1/12 |
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(1)権利擁護と成年後見制度(共通科目) | |||||||||||||||||||||
@成年後見制度Q&A(法務省) A日常生活自立支援事業と成年後見制度の比較表(厚生労働省) B「成年後見関係事件の概況(2009年)」(最高裁判所) (参考:22回・12回問題・・・7問) ・日本国憲法が保障する基本的人権と権利 ・瑕疵担保責任 ・要介護認定に対する不満 ・成年後見 ・「成年後見関係事件の概況」による成年後見制度の動向 ・日常生活自立支援事業の利用者への対応 ・家庭裁判所の役割 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)保健医療サービス(共通科目) | |||||||||||||||||||||
@日本の医療保険制度 / 自立支援医療制度 A医療保険制度に関する国際関係資料 B保険診療の仕組み★ C医療施設の類型★ / 医療施設の動向★ D医療関係従事者★ E医療計画★ F医療費★(上記3の再掲) (参考:22回・12回問題・・・7問) ・高額療養費制度 ・2006年度の国民医療費 ・地域医療支援病院に必要とされる要件 ・インフォームドコンセント ・地域連携クリティカルパスにおける地域医療連携の方法 ・保健・医療・福祉職の役割や連携 ・末期がん患者の在宅生活を支える医療体制の整備 |
◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(3)更正保護制度(社会福祉士専門科目) | |||||||||||||||||||||
@更正保護制度(法務省) A「2009年版 犯罪白書」(第2編第5章「更生保護」を参照のこと) B心神喪失者等医療観察法(厚生労働省) C矯正施設退所者の地域生活定着支援事業(厚生労働省) (参考:22回問題・・・4問) ・保護観察の目的 ・仮釈放の手続き ・更生緊急保護 ・「医療観察法」の医療観察制度 |
△ | ◎ | ○or◎ | ||||||||||||||||||
(4)就労支援サービス(社会福祉士専門科目) | |||||||||||||||||||||
@障害者の雇用対策★ / 「障害者雇用促進法」の概要 / 2008年の「改正障害者雇用促進法」 / 2010年6月1日障害者雇用状況 / 障害者雇用納付金制度 /
障害者の就労支援メニュー / 障害者の職業能力開発★ A母子家庭等の自立支援策★ B若者雇用対策ニート等の若者の職業的自立支援(地域若者サポートステーション事業)★ (参考:22回問題・・・4問) ・就労支援を行う機関 ・脳卒中の右半身麻痺者(2種4級)の再就職 ・障害者雇用率制度 ・障害者自立支援法の就労移行支援事業及び就労継続支援事業 |
△ | ◎ | ○or◎ | ||||||||||||||||||
12 |
■試験当日に必要なものを早めに揃えておく →試験会場までの交通機関の確認や持ち物をそろえるなどの準備をし,直前の勉強に集中する。忘れ物をすれば,些細なものでも気になり,リラックスして当日の試験に臨めなくなる。 |
1/13 1/14 1/17 |
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◎「試験当日の準備」を済ませる | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
■試験当日の自分をイメージし,覚悟を決め,戦う気持ちを維持する →試験当日は,いかにリラックスして,試験に集中できるかがポイントとなる。 |
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@第22回介護福祉士国家試験(筆記試験)問題のテーマ | ◎ | - | - | ||||||||||||||||||
A第22回・第12回社会福祉士・精神保健福祉士国家試験(共通科目)問題のテーマ | - | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
B第22回社会福祉士国家試験(専門科目)問題のテーマ | - | ◎ | - | ||||||||||||||||||
C第12回精神保健福祉士国家試験(専門科目)問題のテーマ | - | - | ◎ | ||||||||||||||||||
■「ちょっとした解答テクニック」を見る →自分なりの解答手順や方法を決め,ミスを起こさない作戦を立てる |
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◎「やまだ塾のちょっとした解答テクニック」 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
13 |
■2006年通常国会〜2009年臨時国会で制定・改正された主な法律 |
1/18 1/19 1/21 |
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@2006年度の国会(第164回通常国会,第165回臨時国会) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
A2007年度の国会(第166回通常国会,第168回臨時国会) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
B2008年度の国会(第169回通常国会,第170回臨時国会) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
C2009年度の国会(第171回通常国会,第173回臨時国会) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
■2006年4月〜2010年4月で変更された主な事柄 |
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@2006年(4月および10月) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
A2007年(4月および10月) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
B2008年(4月および10月) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
C2009年(4月および10月) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
D2010年(4月) | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
14 |
■2009年度の過去問の正答文を確認すれば,自身の合否が予感できるはずである。 →最後まであきらめず,残された時間を大切に使っていただきたい。他資格の正答文を,最終段階での新しい知識としてほしい。 |
1/22 1/23 1/24 |
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(1)第22回介護福祉士(筆記試験)=1/22 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(2)第22回社会福祉士・第12回精神保健福祉士(新共通科目)=1/23 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(3)第22回社会福祉士(新専門科目)=1/24 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
(4)第12回精神保健福祉士(専門科目)=1/24 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
15 |
■「出題対象」になる直近の福祉情報を確認する・・・余力があれば2010年10月〜現在も通読されたい。 →2009年4月〜2010年9月を通読し,データ等を確認する。中身をすべて理解する時間はないと思うので,項目だけでも,見ていただきたい。 |
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@2009年4月〜7月 / 2009年8月〜12月 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
A2010年1月〜3月 / 2010年4月〜9月30日 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||
B2010年10月〜現在 <追加資料(2011年1月27日記事の再掲)> ・改正生活福祉資金貸付制度(2009年10月) ・ナショナルミニマム / 生活保護制度 / 生活保護制度Q&A(2009年・2010年 ) ・改正臓器移植法(2010年1月) ・安心生活創造事業(2010年4月) ・自殺・うつ病等対策プロジェクトチームとりまとめ(2010年5月) ・介護基盤の緊急整備(2010年5月) ・年金制度の国際比較(2010年7月) ・改正障害者雇用制度(2010年7月) ・麻薬・覚せい剤等乱用防止の啓発活動(2010年8月) ・民生委員・児童委員Q&A / 最新データ(2010年12月) |
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(目次) 予定 |
(1)「倫理綱領」および「行動規範」を暗記する | 2010年 | 12/12 |
(2)「2009年版 厚生労働白書」を理解する | 12/15 | ||
(3)「社会保障」を自分のものにする | 12/18 | ||
(4)介護福祉士・社会福祉士試験の「介護保険制度」を手の内に入れる |
12/21〜12/23 | ||
(5)精神保健福祉士試験の専門科目を「合格ライン」に近づける | 12/21〜12/23 | ||
(6)「厚生行政」を理解する | 12/24〜12/27 |
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(7)「対人支援の基本」を確認し,テストする | 12/28〜12/31 | ||
2011年 | 1/1〜1/4 |
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(8)「3福祉士の役割」を確認する | 1/5 | ||
(9)「日本と各国の社会福祉の歴史」を確認し,テストする | 1/6〜1/7 | ||
(10)「分かったつもりのこと」を再確認する | 1/8〜1/9 | ||
(11)「新たな科目」に惑わされない | 1/10〜1/12 | ||
(12)「試験当日の準備」を済ませる | 1/13,1/14,1/17 | ||
(13)「近年に制定・改正された法律と変更された主な事柄」を確認する | 1/18,1/19,1/21 | ||
(14)「第22回・第12回国家試験の正答文」を確認する | 1/22,1/23,1/24 | ||
(15)「直近の福祉行政の動向」を確認する | 1/25〜1/28 |
〜「とにかく合格する」(お守り)〜 2011年1月1日作成 |
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