問 1 |
(精神科リハビリテーション学)
精神障害者のリハビリテーション計画に関して,非現実的な目標を立てる人については,援助者が代わりに目標を設定する。 |
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問 2 |
精神障害者のリハビリテーション計画に関して,アセスメントにおいては,問題発見型の評価は行わず本人の強さを評価する。 |
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問 3 |
精神障害者のリハビリテーション計画に関して,能力が低下している人でも,自立達成のため働くことを目標とする。 |
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問 4 |
精神障害者のリハビリテーション計画に関して,「ケアガイドライン」の計画策定会議では,利用者本人の参加が原則である。 |
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問 5 |
精神障害者のリハビリテーション計画に関して,資源開発は,リハビリテーション介入に含めない。 |
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問 6 |
精神病床入院患者の状況に関して,わが国の人口1万人当たりの精神病床数は,欧米に比べて多く,約22床である。 |
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問 7 |
精神病床入院患者の状況に関して,2002年の「患者調査」によれば,年齢構成は,40歳以上の患者が約9割を占める。 |
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問 8 |
精神病床入院患者の状況に関して,2002年の「患者調査」によれば,統合失調症の患者が約30万人で,入院患者の約6割を占める。 |
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問 9 |
精神病床入院患者の状況に関して,新規入院患者の約86%が,入院後1年以内に退院している。 |
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問 10 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,利用者が職業を得て経済的に自立してはじめて,成功したとみなされる。 |
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問 11 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,疾患への対処のみではなく,障害を抱えた人の生活能力の改善をめざす。 |
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問 12 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,地域で普通に暮らすことを目的とするので,本人の了解を得た上で近隣の人々の協力を求める。 |
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問 13 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,SST(社会生活技能訓練)の過程では,技能の訓練に目的を絞り,行動の変容や技能獲得を重視し,心理的側面への働き掛けは行わない。 |
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問 14 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,援助者により援助内容に差がないように,共通のモデル計画に沿って実行する。 |
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問 15 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,入院中に行うリハビリテーション室でのSST(生活技能訓練)が達成できれば,成功である。 |
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問 16 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,医療とリハビリテーション援助との協力が重要である。 |
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問 17 |
精神科リハビリテーションの原則に関して,本人の主体性を尊重し,援助者と共同で計画を立てる。 |
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問 18 |
ケアマネジメントに関して,地域生活をめざしている入院患者は対象に含まれる。 |
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問 19 |
ケアマネジメントに関して,精神障害者保健福祉手帳の取得だけを希望している者は,対象にならない。 |
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問 20 |
ケアマネジメントに関して,ケアアセスメントでは,本人の状態だけでなく,環境面も評価する。 |
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問 21 |
ケアマネジメントに関して,ケア計画に利用者の同意が得られないときは,ケア会議で相談する。 |
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問 22 |
入院後,急性状態を脱し,身辺の処理も自分で十分できるようになったため,退院の時期を決めるために精神科デイケアに1,2か月参加させるのは原則的なやり方である。 |
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問 23 |
退院後,単身生活が予定されているが,日常生活能力の確認のため,グループホームに1週間外泊を試みることにした。 |
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問 24 |
退院に当たり服薬管理が心配なため,訪問看護により服薬状態のチェックと指導を行なうことが計画され,本人の同意を得ることにした。 |
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問 25 |
精神保健福祉士とその業務に関して,精神保健福祉士は,精神障害者の社会生活上の問題を援助するので,医療に関する助言は行ってはならない。 |
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問 26 |
精神保健福祉士とその業務に関して,精神保健福祉士は,精神障害者が家族等周囲の人々とよい関係を作り,サポートを得ながら最大限の自立ができるように働きかかける。 |
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問 27 |
精神保健福祉士とその業務に関して,精神保健福祉士は,精神障害者が社会からの理解を得られるように,地域の人々に働きかけたり教育研修を実行するなどの間接的援助も行う。 |
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問 28 |
精神保健福祉士とその業務に関して,精神保健福祉士は,精神保健福祉の知識だけでなく,チームワークの技術経験が必要である。 |
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問 29 |
精神科リハビリテーションにおける家族の問題に関して,成人しても両親と同居している人が多いわが国の現状では,家族を主な援助者とした地域リハビリテーション計画の策定がふさわしい。 |
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問 30 |
精神科リハビリテーションにおける家族の問題に関して,問題を抱えた家族が多いので,家族をリハビリテーションの協力者と位置づけるよりも,むしろ,家族療法的アプローチの対象とすべきである。 |
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問 31 |
精神科リハビリテーションにおける家族の問題に関して,家族との関係が難しい障害者もいるので,十分なアセスメントを行った上で,家族との協力のあり方に取り組むべきである。 |
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問 32 |
精神科リハビリテーションにおける家族の問題に関して,精神障害者を抱える家族の苦悩と負担を理解し,家族の生活も支援しながら,社会資源開発にともにかかわることが望ましい。 |
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問 33 |
精神科リハビリテーションに関して,精神障害の場合,病気による思考障害が主なので,医学的アプローチを重視すべきである。 |
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問 34 |
精神科リハビリテーションに関して,精神障害には,意識や認知の障害が含まれるので,主として心理的・社会的側面に働きかける。 |
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問 35 |
精神科リハビリテーションに関して,社会の偏見・無理解による面が大きいので,協力的社会づくりに重点を置いて,啓発や環境整備を計画する。 |
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問 36 |
精神科リハビリテーションに関して,個人の社会的能力や環境など様々な問題が障害と絡み合っているので,多面的アプローチが重要である。 |
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問 37 |
精神科リハビリテーションに関して,長期入院や病気の結果,社会への関心の低下により社会参加が妨げられているので,様々な訓練や経験の提供を優先させる。 |
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