問 1 |
ライチャードやニューガーデンらによる高齢者の性格類型の適応パターンに関して,装甲型(防衛型)は,受身的に人生を受け入れて,仕事への興味はないのが特徴である。 |
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問 2 |
ライチャードやニューガーデンらによる高齢者の性格類型の適応パターンに関して,円熟型は,現実に柔軟であり,自分の人生を受け入れて,様々なことに興味をもち,積極的に社会参加を行なうのが特徴である。 |
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問 3 |
ライチャードやニューガーデンらによる高齢者の性格類型の適応パターンに関して,再組織型(再統合型)は,一つか二つの活動領域にエネルギーを注ぎ,そこから主な満足を得ているのが特徴である。 |
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問 4 |
ライチャードやニューガーデンらによる高齢者の性格類型の適応パターンに関して,離脱型は,老いるにしたがって役割から離れていくなど活動性は低いが,人生の満足感は高いのが特徴である。 |
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問 5 |
発達に関して,ピアジェは,認識や思考の発達には,4つの段階があることを明らかにした。 |
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問 6 |
発達に関して,エリクソンは,人格発達の8つの段階において,自我同一性の形成の理論を柱に挙げて,各段階には特有の危機とその克服があると指摘した。 |
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問 7 |
発達に関して,ユングは,40歳前後を「人生の正午」に例え,それ以降の中年期を老年期に至るまでの準備期間であると説明した。 |
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問 8 |
発達に関して,フロイトは,ライフサイクルとは出発点(誕生)から,終了点(死亡)までの過程(旅)であり,人生の各段階は階段を上がるように進んでいくと述べた。 |
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問 9 |
障害者のリハビリテーションにおける動機づけを高めるための方法に関して,動機づけには本人の要求水準が大切なので,専門的にみて到底到達できないと思われるような高い要求水準に基づく目標であっても,修正してはならない。 |
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問 10 |
障害者のリハビリテーションにおける動機づけを高めるための方法に関して,動機づけを高めるには,まず情緒的な安定を図り,本人の興味・関心を引き出しながら,目標に向かう行動への志向性を高めるように働きかけるとよい。 |
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問 11 |
障害者のリハビリテーションにおける動機づけを高めるための方法に関して,成功体験は,次の行動への動機づけとして有効である。 |
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問 12 |
障害者のリハビリテーションにおける動機づけを高めるための方法に関して,リハビリテーションの課題の意義や目的を自覚させたり,進歩の状況について情報を提供することは,動機づけの有効な手段である。 |
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問 13 |
適応機制に関して,中途障害者が社会復帰に向けて訓練をしている時に,「訓練をしても,障害がある人を雇ってくれる会社はないので,やっても無駄だ」と言って,訓練をしようとしないのは,「合理化」によって防衛しているためだと考えられる。 |
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問 14 |
適応機制に関して,中途障害者が社会復帰に向けて訓練をしている時に,訓練施設から自宅に外泊をした時に,「近所の人に見られるのが恥ずかしい」と家から一歩も外に出ないのは,障害者に対して社会の偏見があるということのみならず,自分の気持ちを「抑圧」していると考えられる。 |
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問 15 |
適応機制に関して,中途障害者が社会復帰に向けて訓練をしている時に,訓練中に,「なんでも自分でできるから」として他人の援助を全て拒否したりする場合には,自分の気持ちの「反動形成」である可能性を考慮した方がよい。 |
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問 16 |
高齢者への心理療法に関して,リアリティ・オリエンテーションは,グループを用いて行うクラスルーム・リアリティ・オリエンテーションが唯一の方法である。 |
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問 17 |
高齢者への心理療法に関して,回想法は,痴呆性高齢者だけではなく,一般の高齢者の生きがいを高める方法としても用いられている。 |
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問 18 |
高齢者への心理療法に関して,高齢者は,生活してきた過程で多くのつらい体験をしているので,カウンセリングでその痛みに触れることをしてはならない。 |
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問 19 |
高齢者への心理療法に関して,音楽療法は,グループを活用して行うものに加えて,個人に対して行うものもある。 |
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問 20 |
人が人生を充実して適応的に生きていくためには,それぞれの発達期においてそれぞれに課せられた課題を解決しなければならない。特に,人生の後半期が大幅に引き伸ばされた今日においては,中年期以降の心理的・身体的・社会的課題の解決も重視さfれねばならない。このような考え方に基づいて,ハヴィガーストは,人の一生の各発達期における「発達課題」を提示したが,その課題は自然に解決されるものではなく,個人の「成熟」や「社会的圧力」に加え,それを解決しようとする個人の「意欲」が必要であるとした。また,それよりも少し遅れてフロイトは,人の一生を8段階に区分し,それぞれの時期に危機(葛藤)を設定した。彼は,第8段階目の「老年期」の危機(葛藤)を「自我の統合対絶望」とし,それを乗り超えて解決したとき「英知」という徳が身につくとした。 |
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問 21 |
記憶に関して,度忘れが生じるのは,記銘が困難になったからである。 |
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問 22 |
記憶に関して,体験したことを,覚えておくことを保持という。 |
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問 23 |
記憶に関して,一般に記憶能力は,年齢とともに低下することはない。 |
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問 24 |
記憶に関して,かつて覚えたことを,今,見聞きしないで思い出すことを再生という。 |
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